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□君はいないフィールドはとても寂しくファインダーが凍りついたようだ。
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救急車に乗り込むと病院の独特の臭いがした。




「神童さん。神童さん。」



救急員の人は一生懸命シンさまの名前を呼ぶ。





気絶してるんだから。意味ないのに。




ぴくっと指が動くと私は音無先生に言われたことを思い出す。




アレ。ナンダッケ。




手をきゅっと握る。




苦しそうな顔だったしんさまがすこしだけどほんのすこし。嬉しいような顔をした。






―病院に付いたら緊急手術を行います―




私に言わないで。シンさまのご両親に言って。






救急車が病院につく頃。
気の動転したみんなはどうなってるのかな。


そうおもった
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