真夜中に踊る猫
□虹色神夜
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プロローグ
あるところに、ひとつの文献があった。
その文献の中身は、***
とあるところに、とても美しい娘がいました。
その娘の名前は、神夜(かぐや)。
神夜・・・
それは、その娘の名は、月の大罪人カグヤヒメ
と同じ名でした。
神夜という名の娘は、その美しさが故に、数多
の男に求婚されました。
ですが、娘はいい返事は返しませんでした。
たったの1人を除いて。
そのたった1人の名は、鎖月。
娘の家の使用人でした。
本来の竹取物語ならば、娘は月に帰りますが、
神夜は、月の大罪人。
帰れません。
***
その文献は、そのあとは燃えていて読めなかっ
た。