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05/26(Sun) 16:36
紺夜レン

「ちょっ、何で此処にキツネがいるんだ!千里、何処から連れてきた!」
「す、すみません。
この人が『視える』方だったんで、おいら、ちょっと話が聞きたかったんです。
で、でも『視えるだけじゃ力になれないからもっとイイ奴紹介する』って言われて此処まで来たんです。」
「だからって俺を呼ぶな!俺じゃなくて他に当たれ!」
「いやぁ、亮ならこの子の悩みも解決してくれるかなぁてね。ほら、可愛いし?」
「俺はお悩み相談室じゃないっ。」
「ちょっと良いかな?」
「今度は何だ…ぁぁっ?!うわああああ!!!」

 小さい声で話していたつもりが、いつのまにか感情に任せて大きい声になっていたらしい。
気がつくとクラス中に注目されていた。
 肩を叩かれ、不機嫌そうに顔を上げるとそこには鬼よりも怖い顔をした先生がいた。
般若の笑顔に、額の浮き出た血管をみて、全身から冷汗が吹き出た。

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05/26(Sun) 16:38
紺夜レン

「やぁ。結構な挨拶を有難う。
お話中申し訳ないんだがね、授業に集中出来ないなら今すぐ廊下に立ってて貰えるかな?」
「うわわ、す、すみません!黙ります。」
「あ、おいらがこの人に頼んだんです。すみません。」
「キツネ君は気にしなくていいんだよ。
こういう時は廊下に出て話をするのが普通だからね。それをせず私の授業を妨害し、相談を受けた川本が悪いのだ。さぁ、早く廊下に行きなさい。」
「え、ちょ、俺は相談に乗るなんて言ってません。そもそも後ろの席の志村さんが―」
「先生、川本君が五月蝿いんで今すぐ廊下に出してくださーい。」
「せんっ―― !」
「五月蝿いと思っている生徒がいた時点で君は早く出るべきじゃないのかね?」
「そんな、誤解です!!!くっそ!後で覚えてろ千里!ほら、お前こっち来い。」

 先生に睨まれ、俺は悪者ような台詞を残して、子ギツネを抱えて教室から出た。
何で俺が悪役の台詞を言わなきゃいけないのか全然分らない。

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05/26(Sun) 16:39
紺夜レン

 教室を出た後、行くあても特に無いので屋上に向かう事にした。
子ギツネは明らかに、しょぼんとして俺の後を懸命に付いて来た。

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