ダーリンは芸能人
□夏輝〜Music!!!!!!!〜
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そっとベッドに知世ちゃんを寝かせると、潤んだ彼女の瞳と目が合った。
ゆっくりとバスローブを脱がせると、予想以上の胸の膨らみが目に飛び込んで来る。
この愛らしい顔に、この体って・・・
「それ・・・反則だよ?」
「え?・・・えっと・・・」
いつもと変わらない彼女の戸惑いに、俺はフッと笑うと、知世ちゃんの髪を撫でた。
彼女の長い髪を下りて、肩、腕と触れる。
「・・・やっと、触れられる・・・知世ちゃんを・・・俺のものにしてもいい?」
静かに頷くと、知世ちゃんは小さく目を伏せた。
「可愛い・・・」
何度も触れた柔らかな唇だけど、今日はいつもと違う。
俺の舌に合わせるように絡みつく知世ちゃんの舌の感触も、微かに漏れる吐息も、そして、やがて乱れる呼吸も。
キスだけなのに、こんなにも体が熱くなるなんて。