ダーリンは芸能人
□翔〜baby doll〜
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「いい・・・かな?」
シャワーを浴びてベッドの端で俺を待っていた留海ちゃんの隣に座り、瞳を覗き込む。
留海ちゃんは、イエスと言う代わりに長いまつげを伏せて、遠慮がちに頷いた。
「こわい?」
俺の目を真っ直ぐに見て、首を横に振る。
「・・・ホントに?」
おでこがくっつくくらいに顔を近づけて、俺はもう一度、彼女の瞳を覗き込んだ。
「ホントは・・・ちょっとだけこわいかも・・・でも」
「でも?」
「・・・翔くんだから、平気だよ?」
そう言う留海ちゃんが可愛くて、胸がドキドキして、真っ白になって・・・
キスをしながら、ゆっくりと留海ちゃんの体をベッドに沈めていった。