novel

□いつまでもMerry Merry Christmas
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X'masイブ深夜。

毎年恒例の跡部邸の盛大なX'masパーティーが終わり、忍足と跡部は跡部の部屋で寛いでいた。

「…跡部、俺からのX'masプレゼント、受け取ってや」
「アーン?」

忍足が突然後ろを向き、何かを結んでいる気配。
そして向き直ると、

「はいどうぞ」

タキシードに頭にリボンを結んだ氷帝の天才がいた。

「自分でリボンをつけんじゃねえ!可愛くねーんだよ!!」
「俺の全てをお前にやるわ」
「いらねーよ!」

どうやら跡部へのプレゼントに悩みに悩んだ結果らしい。

あまりのアホさに呆れる跡部だが、今日はX'masイブ。

これもサンタクロースにプレゼントされたと思い、諦めることにした。


恋人達の夜。


「ん…っ、は…ぁ」
「結局、貰うてくれたんやなあ…?」
「仕方ねぇ…から、な…ッ」
「可愛えなあ…。…来年も、再来年もずっと、毎年俺をプレゼントしたるから、ちゃんと受け取ってな…?」
「や…、あ!」
「…Merry X'mas…」


end.

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