novel

□忘れられないんだ
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ある日の放課後。

忍足はいつも通りに氷帝学園中等部男子テニス部の部室に向かっていた。

跡部の寄付のお陰で豪華に改装した、中学生の部室にしては珍しいオートロックを解除し、ドアノブに手を掛け押し開ける。

「はあ、今日もお疲れさん……、ってええ!!?」

するとそこには、普段はポーカーフェイスと言われる冷静な彼も驚きを隠せないほどの光景が広がっていた。
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