魔王のかまぼこ

□第31話
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ガッ!


「どーした?終わりか?」


「・・・う、うぅ・・・」


「フン」


がっ!


「がはっ」


「次ぃ!!」


「何してんだ、いくぞ」


「・・・お」


「おう、って成瀬は?」


神崎さん達がニ、三人やってる間に
オレと男鹿でそのほかボコったらその男たちの数見て
二人とも固まってた、んで今俺の存在思い出してキョロキョロしてる


『オレならここにいるよ?あ、もうちょっと右』


「は、はい」


『あ〜極楽、あんたうまいね』


「「「何してんの!?」」」


『ん?マッサージだよマッサージ』


ボコった奴の上に座って一人にマッサージさせながら
ニコッというとありえねーと引かれました((


「「・・・・・・っ」」


「・・・お前何人倒したよ?」


「・・・・・・三人」


「くっ、オレ二人・・・・・・って、まてこらーっ!」


「オレ達ゃてめーらの子分じゃねーんだぞ!!」


「前歩いてんじゃねーよ!!」


悔しがる二人を置いてオレと男鹿は先に進む
と、怒られた


「『(めんどくせー)』」



第31話
全員集合?みんなヤンチャだな




「フン、ぞろぞろとにぎやかな事だ
坊ちゃまが病に臥してもう丸三日、こんなにのんびりしていてよいのでしょうか?」


「うむ、確かにベルゼ様の体力は心配だ」


ヒルダとフォルカスはある屋上の給水等の上で男鹿や湊たちを見ていた


「だがしかし焦りは禁物、今回処方した薬にも言える事だが
ベルゼ様とあの男のリンクの修復には精神的なものが多大に影響している
我々が施した治療というのは、いわばリモコンの電池を入れかえただけの様なもの
テレビ本体に電源が入っていなければ意味はない
そしてその電源を入れられるのはあの男だけだ、つまり
あの男が自らベルゼ様を取り戻しにいかなければ意味はない」


「・・・・・・」


「フンだあんな奴死んじゃえばよかったのよ」


「ラミア」


「なんだケツひっぱたかれた事まだ根に持ってるのか?」


「知りませんっ乙女にむかってケツとか言わないで下さい」


ムスッとしたままプイッとそっぽを向くラミアだったがすぐ振り返り
フォルカスに文句を言う

 
 
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