魔王のかまぼこ

□第19話
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そしてまたまた階段の踊り場に戻ると
寧々はMK5に追い詰められていた


「くくっケリがついたかな?」


「・・・・・・っっ(くっ・・・姐さん・・・!!)」


「さてと、こっちも終わりにするか」


「(・・・すいません、私が勝手な事したばっかりに・・・)」


もうダメだと目をきつく瞑った、しかしいつまでたっても衝撃が来ず
目を開けると銃を持った手を掴んでいる夏目が目にはいった


「!?」


「なっ・・・え!?」


「なるほどね・・・やっぱこーゆー事か・・・


いきな、あとはやっとくから」


「お・・・お前は・・・夏目!!」


「一体何のつもりだ・・・!!」


「んーだってさぁお前ら


全然おもしろくないもん」


そう言った夏目の顔は恐ろしかった
続きが気になると思いますが屋上に戻ります


「湊!!」


「ハァ、ハァ・・・(あ・・・当たったのかしら・・・
手応えはあまりなかったけど・・・)」


「姐さんっ!美破です!!美破の企みです!!」


「寧々・・・」


「フフッ少し遅かったわね、チェックメイトよ」


「キキッ」


「美破!!」


扉の上から現れた美破と碇に寧々は驚く


「碇、あんたは成瀬にトドメを・・・・・」


「ハイ」


「・・・・・・!?美破・・・え?どういう事?」


「だから・・・全部こいつが仕組んだ事なんです!
私と千秋がやられたのはこいつらにです!男鹿と成瀬じゃありません!」


「そう、全てはあんたと男鹿達を戦わせる為のワナよ♡
おかげであんたはバテバテ、まずいわねー今私と戦って勝てるかしら?」


長々と喋ってるうちに目が覚めました・・・つか起きたら目の前に碇のドアップって
ちょっとビックリしつつ抱きついて首を絞める


「ぐ、ぇ・・・っっ!」


ドサ


「へ?」


「『人がせっかくガマンしてんのに・・・邪魔すんじゃねーよ』」


「なっ・・・あ・・・っ」


「男鹿・・・っ成瀬・・・っ!」


驚く邦枝さんを放置で美破の頭を男鹿が掴んで
屋上のコンクリに叩き付けた


『はぁー・・・だるい、眠い』


「お前オレをかばうんじゃねーよ、あぶねえだろ!」


『はいはい、ごめんねー』


「ムカつく」


そう言われつつ男鹿の横に並び首の骨を鳴らしつつ
美破を見下ろした


 
end 
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