魔王のかまぼこ

□第14話
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「(おおっこれが女王邦枝葵・・・いいねっ!!)おへそみえとる」


『古市キモイ・・・』


「えぇ!?」



第14話
再び会ったが百年目?百はないぞ



「おいっこっちだこっち、すげぇぞ」


「子連れオーガ&夜叉とクイーン邦枝がいきなり激突だってよ」


「まじかよ」


「一体どっちが勝つんだ!!」


雑魚が騒いでるが放置だ、面倒だしなんか絡まれてる?からね


「・・・アンタ達が男鹿辰巳に成瀬湊?」


「・・・そーだけど?」


『なんか用か?』


「・・・・・・」


「『?』」


「(めっちゃ見た事ある顔なんですけど・・・)」


「「?」」


なんだ?黙っちゃったしキョロキョロしてるんだけど
変な奴だなーと思いつつベル坊を見る
なんかめちゃくちゃ邦枝さんをじっと見てる・・・


「(どうする?幸いむこうはまだ気付いていないみたいだし
変装しててよかった・・・とにかくここは初対面のフリを・・・)」


じーっ


「(気付いてる・・・!!あの目!!あの子
何か気付いてるわ!!)」


ふ〜っ


「(いや・・・気のせいか・・・)」


かっ


「(どっち!?)」


珍行動をするベル坊を見ていると古市が何かに気付き大声を出す


「男鹿!!湊!!」


ビクッ


「(今度は何!?)」


「・・・・・・」


「なんだよ」


『うるせぇし・・・』


「・・・すげぇ後ろの二人もレベル高いぞ」


「『もう帰っていいか?』」


しょうもない事を言う古市にそういうと猛反対されました
どうしようかな・・・こいつ


「ばっ・・・何言ってんだお前ら!!
クイーン自ら声をかけてくれてんだぞ!?」


「いや、完全にケンカ売られてただろ今・・・」


『古市、お前がかうか?このケンカ』


「え、嫌だけど!?」


『じゃあ黙ってなさい』


「はい」


「・・・・・・・・・」


面倒になって古市を黙らせるがまだ邦枝さんは黙ったまんま
何しに来たんだろ・・・


「・・・(こいつら・・・高校生だったのね
てゆーかあれはどっちかの出来ちゃった子供?学校に連れてきてまで面倒見て・・・
本当にそんなに悪い奴らなのかしら?)」


「おいおい、どーしたどーした」


「なんだやんねーのかよつまんねーな」


「ククッびびったんじゃねーの」


「ヒヒッその程度かよ邦枝」


「・・・姐さん?」


いつまでも動かない邦枝さんを不審に思ったのか部下の一人っぽいのと
野次馬どもがうるさい、うぜーなと睨むと少し静まる
そして邦枝さんが「はっ!」といい木刀を振ると


窓が斬れた
 
 
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