魔王のかまぼこ

□第6話
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『あー・・・ねむい、倒れそう・・・』


「うっせー、俺だって倒れそうだ・・・」


「おいおい男鹿に成瀬よぉ!
今日は元気ねぇじゃねぇか!」


「ヒヒヒヒッ今日こそ殺す!」


「やっちまえー!!」


「『うるせーっ!』」


ドゴォズズンバキバキッ!!


「あーねむい」


『ホント、倒れそう』



第6話
あれってどれ?



昨日の夜、ベル坊の夜泣きでまともに寝れなかったオレと男鹿は
今眠気MAXです・・・今にも倒れそうなほど((
なのに喧嘩売ってくるバカがいたのでとりあえず埋めました


「ん?どこだここ?いかんいかん意識がもーろーとして変なトコ来ちまったぞ」


『変って、まぁ3年校舎だな・・・』


「くそっ・・・ベル坊の夜泣きがひどくて睡眠不足て・・・
笑い話にもならねぇ・・・このヤロー気持ちよさそうに眠りやがって」


『まぁまだ寝てるだけましだろ・・・これでまた泣かれたらたまらんぞ
って、男鹿・・・手に何つけてんだ?』


「あ?何って・・・何だこれ?・・・・・・血?」


『いや、血じゃないだろ・・・』


「おぉ・・・これはあれだな」


「ほほう確かにこれは・・・見事なまでにあれですなぁ・・・」


「うむ、あれだ」


「さすがですなぁまさかこんなに早くあれが出るとは」


「う゛ぉおおおおいっ!!!」


『ビックリすんだろ!』


男鹿の手についた物を見ているとどこから来たのかヒルダさんとアランドロンが
真後ろに立っていたのでとりあえず男鹿とザリガニの如く飛びのいた


「うーむ」


「ザリガニのような飛びのき・・・さすがです」


「さすがだな、まぁ騒ぐな忘れ物を届けに来ただけだ
坊ちゃまのミルク」


「なんだあれ、ゴスロリ?」


「成瀬のアネじゃね?」


「まじ?」


「レベルたけーな」


『あ、すっかり忘れてたわ・・・ありがと
もうちょいでまた電撃あびるとこだった・・・』


「ん?湊・・・少しズボンをめくれ」


『え?あぁ、わかった』


雑魚の不快な声を無視して
ベル坊のミルクを受け取ろうと近寄るとヒルダさんに何故か
ズボンをめくるようにいわれめくると・・・男鹿の手にあるのと同じ物が脛辺りにあった
マジですか・・・


 
 
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