魔王のかまぼこ

□第4話
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「おいっ待てよ男鹿・・・!!
聞ーてんのか!?マジでやばいって!!
3年校舎だぞここ!!」


『つかうちのトップだろ?その神崎って・・・』


「別にケンカしに行くわけじゃねーって」


「『(いや・・・お前がそー思っててもね・・・
向こうは完全に臨戦態勢ですから)』」


「神崎くんってのいるぅー?」


『はぁ、ダメだこりゃ』


「男鹿・・・」


「オガだ・・・」


「あれが・・・」


「成瀬もいるぞ・・・」


 ・・・・
「神崎さんだ1年坊」


「(なんて悪そーな奴・・・)うはっ」


「『リアクションおかしーぞ』」



第4話
FLY?・・・誰が飛ぶの?



屋上であのドヤ顔で言った発言からすぐに男鹿は
強くて凶悪でクソヤローを探して3年校舎へ行き
先輩に聞きまわって神崎が1番強いということで神崎を探してたわけですよ
まったく、眠いんだから動きたくないのにな・・・


「ハハッ本当に子連れだよ」


「あーチョットいいですかー?お前バカ?
バカなわけ?この状況で何よゆーぶっこいてんの?死ぬか?」


「アー」


『バカって言ったほうがバカだし、引っ込んでろよ脇役・・・』


「お前容赦ねーな・・・」


ムカついたのでボソッと嫌味を言ってる間にベル坊がアフロで死んだ魚みたいな顔した
うざいやつの顔をペタペタ触って判定するが期待はずれだったらしい


「小物に用はねぇ失せろってさ」


『そうだ、失せろ・・・お前はお呼びじゃねーよ』


「上等だこら!」


「待てっ!!俺が相手をしよう」


アフロがキレて殴りかかろうとしてきたから構えると
長身で頭の両端を三つ編みにした男が止めやがった・・・チッ殺れると思ったのに((


「貴様らが男鹿と成瀬か・・・神崎さんに何の用だ・・・」


「あ?・・・・・・」


『・・・・・・・・』


「(えーと・・・こーゆー場合はなんて言えばいいんだ?
子供押し付けに来たとも言えねーし・・・
神崎ってのに近づきてーわけだから・・・んーとえーと・・・


古市〜〜)」


「(こっち見んなよ、しょーがねぇ・・・)
あの・・・すいません、オレ達実は・・・
神崎さんの下につきたくて来たんですこいつら口ベタな奴でして・・・」


「『あ゛ぁ!?』」


何言ってんだよ、別に下とかつきたくないしめんどいから
という目線で古市を見えるとヒソヒソと耳打ちされる


「口裏合わせろ、まず下手に出ねーと話になんねー」


「ぐ・・・」


『しゃーねー・・・』


「下につきたい?」


「あ・・・ああっ!そーなんだよ!!なっ湊!」


『おー、そうなんだよ!』


「敬語」


「『でがすよっ!!』」


「(がす?)」


あーもう、なんか眠すぎてテンションおかしいんだけど!
なんか変な敬語使ったし・・・まぁいいかーなんて考えてると神崎ってのが笑い出した
 
 
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