侍のかまぼこ

□第二訓
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「余のペットがの〜いなくなってしまったのじゃ
探し出して捕らえてくれんかのォ」

ザッ

「オイぃぃぃ!!ちょっと待てェェェ!!」

よーしよーしと猫を撫でながら言う天人の皇子とやらを見た瞬間
とりあえず関わりたくねぇと本能的に思い俺達3人は踵を返したが
グラサンに止められた・・・やめろよ、関わりたくねぇよ・・・


「君ら万事屋なんだろ!?何でもやる万事屋なんだろ!?
いや、わかるよ!わかるけどやって!頼むからやって!!」

「うるせーなグラサン叩き割るぞうすらハゲ」


『あいにく俺は万事屋じゃありません、ピンチヒッターです』


「あぁハゲでいい!!ハゲでいいからやってくれ!!
あとピンチヒッターってなんだよ!無駄にカッコイイ響だな!!」


『無駄とは何だツッコミうすらハゲめ』

ぶつくさ文句を言ってみたがグラサンはよっぽどこの依頼を受けて欲しいらしく
坂田の肩を組みながらコソコソと話していた、まぁ聞こえてきたのは坂田の


「ペットぐらいで滅ぶ国なら滅んだほうがいいわ」


だけだったからとりあえず帰りたくなったが皇子が反発する


「ペットぐらいとは何じゃ、ペスは余の家族も同然ぞ」


「『だったらテメーで探してくださいバカ皇子』」


『だいたいペスってなんだよ、ネーミングセンスどーなってんだよ』


「オイぃぃ!!バカだけど皇子だから!!皇子なの!!
確かにネーミングセンスないけど皇子なの!!」


「アンタ丸聞こえですよ」


ばーかばーかと言ってたら坂田と一緒にグラサンに口ふさがれた、まったく触んなや・・・
腕へし折るぞ((

「大体そんな問題アナタ達だけで解決できるでしょ?」


「いやそれがダメなんだ!!だってペットっつっても・・・!」


ズズン!!

「「「「『!!』」」」」

と、なんかグラサンがいい出そうとした瞬間音を立ててHOTEL桜が潰された


 
 
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