侍のかまぼこ

□第二訓
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「おぉー!ペスじゃ!!ペスが余の元に帰ってきてくれたぞよ!!
誰か捕まえてたもれ!!」


「ペスぅぅぅ!?ウソぉぉおお!!?」


「だから言ったじゃん!!だから言ったじゃん!!」


HOTEL桜を潰したのはなんか、タコといっていいのかよくわからん奇妙な生物だった
ペスとか言うからもちょっと間抜けな感じのやつかと思ってたら全然違ったわ


「あっ!!テレビで暴れてた謎の生物ってコレ!?こんなんどーやって捕まえろってスか!!」


『あぁー俺もテレビで見たなコイツ・・・てか捕まえるうんぬんよりどーやって飼ってたんだ?』


「てかなんで春兄さんそんなに落ち着いてるの!?」

『え・・・ノリ?』


「ペスはの〜秘境の星で発見した未確認生物でな
余になついてしまったゆえ船で牽引して連れ帰ったのじゃふァ!!」


『「全然なついて(ないじゃねーかよ!!/ないじゃないスか!!」』

皇子が説明してくれたがその間にペスは皇子を長い手・・・?みたいなので弾き飛ばし
皇子は木の方まで吹っ飛んでいった・・・なつくって、なんだっけ?((
吹っ飛んだ先を見ているうちにペスは方向を変えていた


「!!ヤバイ、また市街地に出る!」


『おいおい、コレ以上何壊す気だよ・・・このままじゃ街全壊だぞ』

「!!銀さん!!」

冷や汗を流しながら苦笑いでどうするか考えていると
いつの間にか坂田がペスの進行方向に木刀を構えて立っていた


「新八、醤油買ってこい今日の晩ごはんはタコの刺身だ」


『え、それならうちでたこ焼きでも作るか?』


「あぁ、それもいいな春君の手料理か・・・いただきまーす!!」

「させるかァァ!!」


「!!」

薄く笑い坂田がペスの方へ走っていったがグラサンに足を蹴られ頭から地面にこけた
正直吹きそうになったのは秘密にして下さい((


「いだだだだ!!何しやがんだ!!脳ミソでてない?コレ」

『あ、あぁまだ出てねぇと思うけど・・・頭砂だらけでよく見えんから出てるかもしれん』

「え?マジで?どーしよ・・・何病院行きゃいい?」


「脳ミソは出てないから大丈夫!!それより手ェだしちゃダメなんだ!
無傷で捕まえろって皇子に言われてんだ!!」


坂田のそばにしゃがみ込み頭を見ているとグラサンがまた無茶なことを言い出した


「無傷?できるかァそんなん!!」


『お前あの規格外のでかさ見てそれ言ってんのか!?馬鹿か!?』


「それを何とかしてもらおうとアンタら呼んだの!!」

「『無理無理!無理だって!!』」


「うわアアアア!!」


「『「!!」』」

グラサンと頑張れ!やら無理だ!やら言い合っていると
新八君の悲鳴が聞こえ振り向くと新八君はペスに捕まっていた

 
 
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