小物置き場

□ガラクタ箱
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設定

・土方さんの知り合い
・試衛館でのお話
・一応男装主人公。けど、特に関係ない(はず)。
・一応片腕(左腕)使えない設定。けど、特に関係は無い(はず)。
・剣術は強い。剣術以外も強い(はず)。

以上

――――――――――――――――――

ある、昼間の風景。


「ねえ、お茶飲む?」

『あ!飲む飲む〜〜。』


―――――――――――――――

「でね、そいつが「かずきぃぃぃぃぃいい!」……………、呼ばれてるよ。一樹さん。」


『………ほんとだねぇ。』


「みつけたぁ!」

『見つけられた〜。』

「てめぇ、おちょくりやがって。」

「土方さん、急に大声でどうしたんです?周囲にかなりの迷惑が掛かってるんですけど。」

「総司!」

『で、僕に用があるんだろう。なんだい?』


「何、だと?わからねぇのか?」

『さぁ。何のことやら。トシに迷惑が掛かることなんて、色々思いつきすぎて分からないな。』


「なっ!他にも何かあんのか!」

『さ〜ねぇ〜。』


「とりあえず、お前今度はあそこの道場で何をした。」


『あそこの道場……。あぁ、そこの弟子たちにでも追いかけられたのかい?』

「追いかけるだけじゃねぇ。髪まで狙われたんだよ!何をした!」


『何って………道場破りを。そこで、もちろん僕が勝ったから看板を持っていこうとしたら“やめてくれ!”って言うから、代わりに道場主に罰を受けてもらったんだよ。」

「一樹さんそんな楽しいことやってたんだ。…で、罰って何したの?」


『試し切り。』

「へ?」「はぁ?」

『だから、試し切りだって。』

「え、ちょ、一樹さん何斬ったのさ。」

『え?人「え!」……の髪の毛。』




「「………………はい?」」

『だから、最近買った刀の試し切りでこう…髪の毛をバサッと。で、丸禿げ。』


「丸禿げ………。」
「それで俺の髪狙われたのか。」


「でも、よく大人しく刈られたんだねその人。」


『あぁ、逃げたら下のアソコの毛も刈るっていったら大人しくなったんだよ。』


「…なんてこといいやがる。」
「………(一樹さん……)。」

『まぁ、同じ江戸に住むものだから僕とトシが一緒にいたとこでも見たんだろうね。だから、追われた。……いつものことだね!』



「何回目だと思ってる!しかも今回は狙いが髪の毛だったせいでいつもと違う狙われ方したんだぞ!」

『経験が増えてよかったじゃないか。』

「よくねぇ!」


ぎゃーぎゃー


「あれ?総司。具合でも悪いのか?真っ青だぜ?」

「あぁ。平助か。」

「?大丈夫か?」

「………やっぱり、試し切りって刀だよね。」

「??…試し切りは刃物じゃねぇの?」

「新しい刀買ったって。」

「刀買ったんなら、刀の切れ味を試したんだろ?それがどうかしたのか?」

「(刀でアソコの毛を刈ろうとしたのか………。)」

「???」


「平助。」

「なんだ?」

「僕、試し切りするなら普通に藁人形でも切っとくよ。」

「お、おう。………?」


そういって、総司は去った。

「………意味、分かんねぇ。」

何も分からないままの平助だけが残ったのだった。
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