【短編集】

□流れ星
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掌で優しく頬を包み込むと自分へと向かせた。


涙が零れ落ちないように
夜空を見上げていたのか?


今の俺には見えないけれど
お前の瞳は青空のように
澄んでいたよ。



【 流れ星 】



人前で泣かない強さは
俺の前ではいらないよ
だって、今の俺には
その悲しみの涙は見えないのだから


人はどうして人を想い
気ままに生きられないのだろうか?


俺を置いて行く道もあるだろうに。


会いたいよ、
ねぇ、お前のあの瞳にもう一度会いたい


夢の中でもいいから会いたいんだ。


お前の顔を思い出さない日などなくて
だってお前の顔を忘れた時がないから


見たいと願いを流れ星にかけているのに
空に星なんか見えなくて


真っ暗の闇しか見えないんだ。


あぁ夜明けが早すぎて
見つけられずにいるのかな?


星も見えず
お前を見る事も出来ない
もうどうしようもない俺に


お前は俺が大好きだった
あの瞳から今も涙を流し愛してくれる。



END





あとがき


Σ(^^;ハッVDなのに
何ですかこの悲しい感じのSSはorz
甘いのは、次回頑張ります!
 

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