【金紅の廻間】

□D【金紅の廻間・任務】
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暗部になった翌日

ナルトに任務が入り
新しい出逢いがあった。

サスケの変わりにと
サイと言うどこかずれてる奴と
カカシ先生の変わりにと
ヤマト隊長が入った…

ナルト的には
ヤマト隊長はいいのだが
サイとは上手くやれない気がした


ーーーーーーーーーー


火影室

ナルトとサクラは呼び出され
綱手からサスケに関する任務を
任された

サスケを取り戻せるチャンスと
ナルトは喜んだのはつかの間

綱手から新しい忍が
隊に加わると聞かされ

ナルトはサクラと自分だけで
十分だと言ったが却下された
火影室から出たナルトは

「サスケの変わりなんか居るかよ!!」

納得出来ないと言った様で
グチグチ文句を言っている

「…仕方ないでしょ
サスケ君を追うとなると
その裏には大蛇丸が居るんだし…

私達二人では危ないと
綱手様が心配しての配慮よ!!」

サクラは仕方ないでしょと言う

「でもさーでもさーサクラちゃん?
だったらさーシカマルとかキバで
いいってばよ!!?

何で顔も知らない奴と
組まなきゃいけねーんだってば?」

「…シカマルやキバだって
色々任務があるのよ!!
(暗部としての任務がね…)」

「…そっかぁ〜(暗部だもんなぁ)」

チェッと舌打ちしながらも
仕方ないとナルトは諦めた

サクラは準備があるからと
走り去ってしまい
一人とぼとぼと歩く

ぐ〜ぎゅるぎゅる…

時刻はお昼

「…あぁ腹減った
よし!!一楽でラーメン食べてこ♪」

ルンルン♪しながら
歩いていると後ろから
肩を捕まれた

「よっ!!ナルト♪お前今暇か?
こんな所でうろうろしてんだから
暇確定だな♪」

勝手に暇だと決めた輩はキバだ
キバの後ろにはシカマルがいる

キバに肩を抱かれズルズルと
一楽とは反対方向に連れて行かれる

「おいキバ…
ナルトが嫌がってんだろ!!」

ナルトの心を知ってか
シカマルが助け船を出してくれた

(シカマル〜流石♪)

「だから肩抱くのやめろ…」

(え゛ーーーそっちかよ!!?)

ガクリッと項垂れるナルトを無視して
肩ぐらいいーだろ!!とキバ
いやよくねー!!とシカマル

肩があーだこーだと
ナルトの頭上で煩い…

プツン…空腹の彼女はキレた

「肩抱くくらいで
ギャーギャー煩いってばよ!!」

そう叫ぶと同時に
キバとシカマルが何者かに
突飛ばされ

自分を抱き締める
見知らぬ男が一人…

「「「…だっ誰だよ?」」」

キバ・シカマル・ナルトは
その男に問いかける

「…ぁあすみません
屋根づたいを歩いていたら
ナルト君が見えたもので
抱き締めました。」

「「「こっ答えになってねー!!」」」

その男は゛サイ゛と名乗った。

その後
ナルトからなかなか離れない
サイとキバ・シカマルとの間で
一、二悶着あったのだが

サイが同じ隊に入る仲間だと知り
ナルトの提案で交流を深めようよ
(深まらなかったが)
昼飯を皆で食べに行く事にした。

しかし…
店に行く最中にサイが
ナルトと手を繋ごうとしたり
肩を抱こうとしたので

その度に
キバとシカマルが騒ぎ
お店に着いた頃には
とうにお昼時刻は過ぎていた。


ーーーーーーーーーー

「ナルト君…
さっきは楽しかったね♪」

額に手を当てナルトは
溜め息を吐いている

「なによナルト♪
あんたサイと知り合いなの?」

サクラは自分を紹介しろと言う

「…サクラちゃん
そいつちょっと可笑しいってばよ」

「はぁ〜?
何処も可笑しい感じしないけど?」

サクラはサイをじろじろと見る
視線に気が付いたサイ

「あんまり見ないで下さい…ブス♪」

!!!!!!?

「んだと、ごるぅぁああ!!」

裏全開のサクラに
ナルトはドウドウと落ち着かせるが

「あれ、僕何か間違った事言ったかな?」

火に油を注いでいる始末

(大丈夫かな〜この部隊(涙))
ヤマト隊長は盛大に溜め息を吐いている。
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