【金紅の廻間】

□@【金紅の廻間・再会T】
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木の葉の里、数キロ手前
鬱蒼と茂る木の枝に
その二人は居た。

「どうだ久しぶりに見る
木の葉の里は?」

そう問いかけられた人物は
閉じていた目をゆっくりと開き
蒼い瞳で里を見つめ…

「五年ぶりだってばよっ!!
皆がどれだけ強くなったのか
凄い楽しみだってばよ、エロ仙人♪」

蒼い瞳の人物は
瞳をキラキラさせ
楽しそうにしている。

それを見た自来也もまた
楽しくなってくるから不思議だ、
自来也は金色に輝る髪を
わしゃわしゃと撫でた。


ーーーーーーーーーーーー


木の葉の里入り口
受付警備している中忍が二人
その片方は机に付していた。

「あ゛ー腹減ったなぁ…
あと十分で交代か、、、
それにしても今日は暇だ。」

そう呟くと
隣に居た中忍が
眉間に皺を寄せながら

「俺達がここに居られるのは
五代目火影様に信頼されている証。

そして一番に敵の気配を察知し
里を危険から遠ざけるのが役目でもある!
だらだらしないで交代まで
気を抜くな!!」

そう言い終わる瞬間
門の入り口で異常なまでの
チャクラを感じて振り向くと…

「お主…
良い事を言っとるがの〜
儂らに気がつくのが遅いぞ♪なぁ?」

なぁ?と、目線を送った先の人物が
柔らかく笑う。

中忍二人(((ドキーーンッッ)))

「あっあのッ…
じ、自来也様ですよ…ね?」
チラッ…カァーーッッ(茹でたこ状態)

伝説の三忍と呼ばれる自来也が
目の前に居る事は
とても驚く事なのだが…

それよりも
その隣に居る人物の
あまりの美しさに見惚れてしまう
中忍二人。

先ほどまで
腹が減ったと机に付していた中忍は
立ち上がり真っ赤な顔で
その人物をずっと見つめている。

固まってしまった中忍二人
それを見て自来也は不安になる

「はぁ〜(どうしたもんかのぉ〜…)」


この出来事から十数分後、
木の葉の里では
自来也の帰郷という祝砲よりも
連れ立った金髪碧眼美女の噂が
里中を駆け抜けていた。
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