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□優しい笑顔
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「危ない!」


 突然の激しい揺れにバランスを崩し、ビルから落ちる石沢さんを彩水は庇い助けるが、彩水はビルの外へと投げ出されてしまう。


「彩水!?」


 ビルの外側に立っていた私は迷いもなく自分の身を投げ出し、無我夢中に彩水の手を掴み、一緒に海へと落ちる。
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