お題小説

□黙っていれば可愛いのに
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あいつも、黙っていれば可愛いのに…





黙っていれば可愛いのに





今日も、用具委員会は用具の修理やら管理やらをしていた。
だが、今は真夏!!
暑さが見に染みる。
この暑さは、下級生である、しんべヱ・喜三太・兵太には厳しいようだ。

「食満先輩…ボクもう駄目でぇ〜す…」

今にも倒れそうな兵太に続きしんべヱも、喜三太も倒れそうになっていた。
と言いかしんべヱに至っては、溶けかけている。
仕方なく、作業を一旦止める。
そして、まだ作業をしていた、3年の富松 作兵衛に言う。

「おい、作兵衛!兵太・しんべヱ・喜三太連れて、アイス買って来てくれないか?お金は頑張ってるお前たちに俺からのご褒美ってことで、ほらよ」

そう言って、作兵衛に自分の財布を投げる。

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