文留図書館

□いちゃもん=イチャイチャする文次郎?の段
2ページ/3ページ

忍術学園では、大運動会が行われていた。
その運動会には、ドクタケ忍術学園のドクたまや、ドクタケ忍者やタソガレドキ忍者なども来ている。
それに対して、潮江 文次郎は納得タソガレドキ忍者に文句を言っていた。
その時、文次郎の方に何か飛んで来る。
文次郎は飛んで来た物をかわす。


「ななななんだ!?ちょちょちょ銚子?なんで?」


そこに、アナウンスをしているくの一教室のユキがアナウンスしに来た。


「競技の乱定剣で久々知選手の投げた銚子が的をはずれ、大きく弧を描いて、タソガレドキ忍者隊にいちゃもんをつけていた潮江文次郎くんを直撃しましたー久々知選手、第一コーナーで早くも失格です」


それを聞いていた、1年ろ組で用具委員会の下坂部平太が近くにいた、6年は組で用具委員長の食満留三郎に聞く。


「食満先輩!いちゃもんってどういう意味ですかぁ?」


その質問に、留三郎は答える。


「それは、イチャイチャする文次郎を略して『いちゃもん』だ」


それを聞いていた、文次郎が留三郎に近付いて来た。


「よい子に間違った日本語を教えるんじゃねぇッ!!コノヤロー」

「やる気かっ!?いいだろ…勝負だッ!!」


そう言って、文次郎と、留三郎は暫く睨み続けた。
暫く睨み続けていて、文次郎が一歩前に出たので、留三郎は一歩下がる。
また、文次郎が一歩前に出たので、留三郎は一歩下がるを何回か繰り返し、とうとう留三郎は壁に追い詰められてしまう。
文次郎は、ニヤリと笑う。


「留三郎!もう逃げ場は無いぞ!さぁ、どうする?」

「クッ…クソ…ホやるなら、やれよ!!コノヤロー!!」


そう言われ、文次郎は一歩一歩留三郎に近付き、壁に手を付け留三郎が逃げられない様にし、そして留三郎にキスをする。
長いキスをして、留三郎から一歩下がり言う。


「この勝負は俺の勝ちだな!!」


そう言って、文次郎は何処かへ行ってしまった。
そして、留三郎はその場に座り込んでしまい動けない。


「ななななん何だよ今のは………も…ももももも文次郎の馬鹿野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!//////」


それを見ていた、6年ろ組の七松小平太は言う。


「これが本当の、いちゃもん=イチャイチャする文次郎だな!!」


それを聞いていた、6年ろ組の中在家長次は無言で首を縦に振り『うんうん』と言っていた。



《END》
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ