脱色短編.
□愛しい人。
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“元気にしていたか、一護”
「一護。」
そう俺の名前を呼ぶ、
お前のことがとてつもなく愛しい…
あれから17ヶ月ぶりなんだ。
この美しい黒髪も、深い紫色をした瞳も、薄い桃色を帯びた口元も、小さくて折れてしまいそうな身体も、全部、全部―――――
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