柚紀の夢
□冬組と○○男子！
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
「今回、コンセプトが“女装”なので…嫌な予感がした方、……今すぐバックしてください！
あ、あと！“キャラ崩壊”に嫌な予感がした人も！」
一「…………」
翼「ぬぬーん…」
颯「………あの、」
「何？颯斗君」
颯「……何故僕達は…こんなことを…」
一「ふざけんな！なんで俺メイド服なんだよ！！」
「いいですね！っあははは！面白い…！」
一「お前っ…！……もっと動きやすい服を選べよ！」
「ツッコミどこ違うと思いますよ！？」
翼「俺はなんでドレスなんだ？」
「うん、フリルいっぱいでかわいーね！ついでにウィッグも似合ってるよ！」
翼「うれしくないぞ！」
颯「というか……何故僕は星月学園の女子制服なんですか…！？」
「それは似合うと思ったからでぇええすっ！！！」
颯「全く嬉しくないですね(ニコッ)」
「わぁ、久し振りに見る(黒い)素敵な笑顔！」
颯「ありがとうございます、ついでにもう着替えていいですか？」
「ノンノン！まだです！」
一「これ以上お前は何がしたいんだよ」
「それで、その格好に似合うセリフを言って下さい！」
颯「帰ります」
「帰らせません！」
一「うえ……なんだよ、メイド服で言うセリフとか…」
翼「ぬーん！俺ひらめいたぞ！」
「じゃあ翼君から！」
翼「よーっし！…『ご飯がなければ、パンを食べればいいじゃない！』」
一「お……おぉ、」
颯「翼君……」
「それは…なんか色々被るというか、分かる人には分かるというか…」
翼「どうだ？これでいいかー？」
「うん、もちオッケー！可愛いは正義だよね」
一「真顔で言うな」
颯「……帰りまｓ「帰らせない！」…」
「はい、じゃあ次会長！」
一「俺か！？ねぇよ…台詞とか何だよマジで…！！」
「よっし、いってみよー！」
一「ええええぇえ！！？え、えー…なんだ？
…う゛ー…『メイドとして、頑張って働かせていただきます！(裏声)』…」
「…結論、可愛いは作れない」
一「真顔でっ！？…つか蔑むような目で言うな！やらせたのはお前だろ！？」
「可愛いは……作れない！！！」
一「うるせぇええ！！！(涙目)」
「はい次颯斗君！……って、あれ？居ない！？」
翼「そらそらなら、さっき走ってどこか行ったぞ？」
「なんですって！？」
一「何キャラだお前」
「こうなったら皆で颯斗君を捜索だぁー！！！」
一「この格好で！？メイド服のままで！？」
翼「ぬぬ、ドレスは動きにくいぞ！？」
「はい、行ってみよー！」
一「人の話を聞け！」
冬組と○○男子!!
(おっしゃ颯斗君どこだぁー！！)
(お前はやくざか！)
(ぬぬー、早く制服に着替えたいのだぁ！！)
後日、生徒会のメンバーは女装癖があると噂されるようになったとかならなかったとか。
拍手でネタ提供して下さったまっしゅ様、ありがとうございました。
女装男子の意味を…間違えてる気がしてなりませんが…(汗)
20140111