バイオハザード5

□第一章
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その村は他の村と違い少し鼻につく匂いだった

『これは…酷い匂いでも微かにだけど銃弾の匂いもする…ゾンビになる前に戦ってゾンビになったかそれとも他の誰かがここに来ているのか…どちらにせよ目的は変わらない』


私は銃を構えながら辺りを警戒しながら進んで行った


ある程度奥の村へ行くと銃声が聞こえてきた

『これは…ゾンビが誰かを撃ってるのかそれとも生存者がゾンビを撃ってるのか…どちらせよ生存者がいることには違いない…』

私はそう思い静かに銃声のする方へ向かうと

『やはりあれは生存者…』

二人の人の影を見つけたそしてその二人の生存者はゾンビを倒していた
やがて目の前にいるゾンビを倒して次に向かおうとしていたが私が誰かを詳しく確認しようと思い少し身をのり出して見ようとしたら下に枝があった…
それを踏んでしまい音がたってしまった
するとその二人はすぐに後ろを向き銃を構えながらこっちに向かってきた

『厄介なことになった…』
『でも生存者ならば…』

私はそう思い銃をしまい手を上げながら二人の前に出た

『こっちも生存者…でも撃ちたければそれでも構わないから』

私がそう言うと二人は銃をおろし近づいてきた

一人は女、もう一人は男だった
男の方は私を見て驚いた顔をしていたまぁ無理もないか他に生存者がいたのだからっと思っていた

『私の他にも生存者がいたなんてね』

「貴方も生き抜いてきたのね」「私はシェバ・アローマ」

そう女の人が…いやシェバが自己紹介をして隣の男のほうを見るが男のほうは何も言わないで私を見ていた

「クリス?」

「いやすまない…」
「間違ってたらすまないが… ミリヤ・ クリードじゃあないか? 」

『どうして私の名前を知ってるの?』

「クリス知り合いなの?」

「あぁ…昔のな」

『昔?どういうこと?』

「覚えてないのか?」「俺はクリスだS,T,A,R,Sに居た」

『S,T,A,R,S………そのことはあんまり知らないけど…クリス…もしかしてクリス・レッドフィールド?』

「あぁそうだ」

『クリスなのね本当に懐かしい』

「ところでどうして ミリヤはここにいる」

『どうしてって生存者らしく戦ってるのよ』

「そういうことじゃあない」

『ならどういうこと?』

「以前 ミリヤはアンブレラにいた…そのアンブレラに所属していた ミリヤがなんでここで奴等と戦っている」

『……あまり詳しくは言えないけど私はアンブレラに嫌気をさしてアンブレラから逃走をしたそれでアンブレラがウィルス兵器を使ってこの世界を滅ぼそうとしているって知って私はアンブレラが許せなかったからこうやって戦ってるのよ』


「そうだったのね」

「アンブレラから逃走をしたって話は本当みたいなんだな」

『私が戦う理由はこれよでもクリスとシェバが戦う理由は?』

「私は仲間の仇を討つため」

「…ジルが生きてるらしいそれを突き止めに行くそれとウェスカーを倒すためだ」

『理由がないとここには留まらないからね』

「 ミリヤ・ クリード は…」

『 ミリヤでいいよ』

「ありがとう」「 ミリヤはこれからどうするの?」

『私は変わらず戦い続けるかな』

「よければ一緒に来ない?」

「そうだな」「一人だと何かと不便だろ」「それに目的は同じだ」

『確かに…』『それもそうかじゃあお供させてもらうよ』

「じゃあ行きましょうか」


そう言い私達三人は先に進むために歩きだした




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