Happy Birthday
□触れたらそこで終わる気がするんだ
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「そうやって…」
『ん?』
「誘ってるんだろ」
『ちがっ、んっ』
***が言い終わる前に僕は***にキスをした。
『やめてよっ…』
***を見ると涙を流していた。
「な、んで…」
その涙を見て僕はキスをするのをやめた。
チャンミンとは良いのに俺はダメなのかよ。
なぁ、この熱どうしたらいい?
このままぢゃ、もう…
触れたらそこで終わる気がするんだ
「なぁ***、聞かせてよ」
僕は***の目を見て尋ねる。
「チャンミンとヤってんの?」
僕がそう言った瞬間、目の前の***の瞳がくすんだ。
『な、なんでっ…』
「噂になってるよ?」
はぁ、と僕はため息を吐く。
「なぁ、***はチャンミンが好き?」
『好きぢゃない…』
「ぢゃあ、なんでっ!」
僕は***の肩を強く揺さぶった。
『アタシが好きなのは今も昔もずっと…』
「ずっと?」
しばらく沈黙が続いた。
「なぁ、ずっと何?」
『ずっと…オッパだけだよ』
涙を目いっぱいに溜めて言う君。
もう無理だ。
そう思った時にはもう君にキスをしていた。
唇、顎、首…
どんどん下がっていって
君の敏感な突起に触れた。
それからはもう、
狂ったようにお互いを求め
愛し合った。
どのくらい経ったんだろう?
時計の針は23時59分をさしている。
「なぁ、***…」
『ん?』
カチッ、カチッ
部屋に響く針の音。
時計の針が00時をさした。
「俺と結婚しよう」
今日は君の16歳の誕生日。
ねぇ、結婚しよう?
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