Happy Birthday
□触れたらこの熱は消えるのかな?
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君に惹かれて
君への想いが膨らんで
日に日に君を好きになっていたある日。
耳を疑う噂が流れたんだ。
“***って先輩に身体売ってるんだって。
だから、あんなに先輩に可愛がられてるんだよ。”
そんな噂。
最初は嘘だと思ってた。
だからチャンミンに聞いてみたんだ。
「え?ヒョンやってないんですか?あんなに仲良いのに意外ですね。てっきりヒョンもやってるもんだと思いました。***は良いですよ。ダンスが上手いから柔軟性あって色んな体位が出来る」
なんてニヤけながら話すチャンミン。
う…そ、だろ?
信じられなかった。
いつも純粋な笑顔で僕と接してくれる***が…。
ねぇ、僕はどうすればいい?
君を好きな気持ちに押し潰されそうで
もう君を見るのが苦しいんだよ。
『ユノオッパ〜』
って可愛く僕に駆け寄ってくる***。
「ん?どうした?」
『ダンス教えてください!』
夜の練習室。
周りには誰もいない。
2人だけの空間。
ねぇ、僕は君が好きで好きで苦しいんだ。
触れたらこの熱は消えるのかな?
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