Happy Birthday
□そういうスリルも嫌いぢゃないですけどね
1ページ/1ページ
『はっ…ちょっ…ちゃんみっ…ダメッ…』
耳元で甘く響く声。
その声は僕を興奮させる材料でしかなくて
余計僕を興奮させてるって気付いてないの***?
『誰か来ちゃうよっ…んっ』
誰かが来るかもしれないスリル
『ちゃんみなっ…いやっ…だっ…んっ、だっめっ…』
嫌とか言いつつも楽しんでるのは***でしょう?
使われていない楽屋。
重なりあう2人の吐息。
ぶつかり合う2人の肌。
大きく響く甘い声。
全てが興奮の材料でしかなくて
いつこの幸せな空間に邪魔者が入るか…。
ユノヒョンに見つかってはいけないスリル。
それがまた何とも言えない興奮を煽る。
そういうスリルも嫌いぢゃないなと思う僕。
***もそうでしょう?
『んっ…あっ!』
「***、聞こえますよ」
『だっ…てっ』
「ユノヒョンにバレても知りませんからね?」
そう言うと僕をギュッと締め付けるのは
ユノヒョンにバレるかもしれないというスリルから?
それとも…
ただ単にユノヒョンという言葉に反応しただけ?
.