Happy Birthday

□そういうスリルも嫌いぢゃないですけどね
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『はっ…ちょっ…ちゃんみっ…ダメッ…』



耳元で甘く響く声。



その声は僕を興奮させる材料でしかなくて

余計僕を興奮させてるって気付いてないの***?



『誰か来ちゃうよっ…んっ』


誰かが来るかもしれないスリル


『ちゃんみなっ…いやっ…だっ…んっ、だっめっ…』


嫌とか言いつつも楽しんでるのは***でしょう?



使われていない楽屋。


重なりあう2人の吐息。


ぶつかり合う2人の肌。


大きく響く甘い声。





全てが興奮の材料でしかなくて

いつこの幸せな空間に邪魔者が入るか…。




ユノヒョンに見つかってはいけないスリル。


それがまた何とも言えない興奮を煽る。


そういうスリルも嫌いぢゃないなと思う僕。



***もそうでしょう?



『んっ…あっ!』

「***、聞こえますよ」

『だっ…てっ』

「ユノヒョンにバレても知りませんからね?」


そう言うと僕をギュッと締め付けるのは

ユノヒョンにバレるかもしれないというスリルから?


それとも…



ただ単にユノヒョンという言葉に反応しただけ?





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