Words
□一口くらい いいでしょ
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「こんにちは東方神起です」
「挨拶がてら遊びに来ました、ヌナ!」
何故か先輩の東方神起の方からアタシの楽屋に足を運んでくれた。
『先輩なのに、なんで!!』
「関係ないですよー。***ヌナは僕より年上でしょ?」
って。
「チャンミナ〜僕は***より年上なんだけどな〜」
ってユノが言って
「でもヒョンはヌナにオッパって呼ばれませんよね」
チャンミンがクックッと笑う。
「うるさいなー!あ、***何食べてるの?美味しそー」
アタシが食べてるシュークリームを指差してそう言う。
『何って、見ればわかるでしょ?』
「もー***は冷たいな」
何それー?
って、しつこいから
『シュークリームだよ』
と、言えば
「僕も食べたーい!!」
***ちょーだい。
って。
『残念ながら、これが最後なんです』
そう言えば
「一口くらい、いいでしょ?」
そう言って、アタシの手首を無理矢理掴み手の中にあるシュークリームをパクリと一口食べる。
『あああ!半分以上食べた!!』
ありえない!!!
って言ったのはただの照れ隠し。
ユノに握られた手首が熱い。
ユノが頬張ったシュークリームを見て心臓が高鳴る。
(君のことが、こんなにも好きなんだよ)