School Love

□ほのかに香るエタノール
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足に何かを感じたのと同時に目の前の世界がぐるぐると回る。




遠くから

「***ーっ!」

と誰かがアタシを呼ぶ声がする。





どすんっ、


鈍い音がして目を開ければ

「###、大丈夫?」


目の前に綺麗な顔がある。




起き上がろうとすれば

『いてて、』

膝に鈍痛が走る。




「お前、何転けてんだよ。前見て走れ」

目の前の綺麗な顔が喋る。



「とりあえず、保健室行くぞ」


ぐいっとお姫様抱っこをされれば、周りからきゃーと黄色声。



『ジョンヒョナァ…、恥ずかしいからいいよ』

「そんなん気にすんなよ」


アタシを助けてくれた奴は、アタシの幼なじみでもあり、学校一のモテ男。

キム・ジョンヒョン。



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