School Love
□誰もいない保健室で
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授業が苦手な数学で、つまらなくて
だから保健室に来てみたら先生すらいない。
1人ベッドに腰をおろして足をぶらぶらさせる。
ドアの開く音がして振り向けば、密かに想いを寄せてるイトゥク先生がいた。
「なーに、###またサボり?」
イトゥク先生はそう言って笑う。
えくぼが可愛いイトゥク先生。
『そ、そんなんじゃないです!』
必死に否定すると
「###、顔赤いな。熱でもある?」
アタシの顔を覗き込む。
アタシは余計恥ずかしくて、身体中の熱が顔に一気に集まる。
『ない、ですっ』
そう言えば
「本当に?」
そう言って、おでこをこつんっとアタシのおでこに合わせる先生。
凄く綺麗な先生の顔が目の前にある。
「なんか、熱いかも」
そう言ってアタシを見つめれば
クスッと笑って
「薬いる?」
そう言った。
アタシが頷けば、イトゥク先生の顔が近付いてきて
ちゅっとキスをされた。
『…っ!』
びっくりしてイトゥク先生を見つめれば
「あれ薬効かなかったかな?もっと薬あげる」
そう言って先生からキスが降り注ぐ。
(ちょっ、先生!誰か来ちゃいます)
(大丈夫、鍵しめたから)
fin.