SONG

□Spinning
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事務所主催のパーティーで訪れた店で僕は一人の女性が目に留まった。







真っ赤な唇に添えられるグラス。







儚く流れ込むアルコール。










見た瞬間、惹かれていた… のかもしれない。












『チャンミン?何ボーッとしてるの?』




YOUヌナの一言でやっと我に返った。






しかし、僕の視線はあの彼女に向いている。






僕が彼女に夢中になっていたのは、今から6,7年前。


20歳になったばかりの時だった。



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