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□一段と激しくなる魔法
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「俺のこと好きなんだろ?素直になれよ」

そう言われてミノオッパの唇がアタシの唇に重なる。

啄むように何度も角度を変えて、甘い甘い濃厚なキス。














カーット!


「これにて全撮影終了です!
ミノさん、***さんお疲れさまです!」


監督のカットの声とスタッフさんの終わりを知らせる声で長いドラマの撮影が終わった。


『お疲れさまでしたー!ありがとうございます。ミノオッパもお疲れさま』

「***と恋人になれて楽しかったよ。これテミンに見せたら大変なことになるだろうね」

『大丈夫だよ〜』



なんて言ったものの








「***浮気したー」

ミノオッパの予想が的中した。



情事後アタシの胸の間にすっぽりと顔をはめてアタシを覗き込むテミン。


『浮気なんかしてないです。あれはドラマ!』

「浮気でしょー?だって***とミノヒョン怪しい」


少し拗ねるテミンが可愛い。


『アタシが好きなのはテミンだけだよ?』

「ふふっ、僕も!***しか好きじゃなーい」


そうしてまた唇を重ねる。

「でも、今日はお仕置きだから」

テミンが怪しく微笑んで、また行為が始まれば



ドンッドンッドンッ!


強くドアを叩く音。


「もー何?」

裸のままのテミンがドアに向かう。


「ちょっとテミナ!ここ宿舎!みんないるんだから声抑えてよね!」


キーオッパがお怒り。


そういえば、ここテミンの部屋だ。


「はいはい、わかった」

気だるそうに返事をしてまたベッドに潜り込むテミン。





『大丈夫なの?』

「うん、大丈夫。続きしよっか?」





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