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□伝わる指先の熱に君を好きだと自覚した刹那、失恋決定
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『ずっと好きだったの…だけど…』
僕の目の前で懸命に話すのは
『ジョンヒョンオッパはアタシのことなんて…』
ジョンヒョニヒョンのことが大好きな***ヌナ。
『ねぇ、ミノ?アタシ…やっぱり諦められないよ』
そう言って僕にすがり付き、泣き出す。
『ミノヤ、協力して?』
僕は本当はやりたくなかったけど
仕方なく頷き協力することに決めた。
だって、
「ミノヒョーン。何ヌナを泣かせてるんですか?」
宿舎のリビング、テミナがいる目の前で
泣いてる女をほっとける程、冷たい男ではないから。
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