Words
□僕、君のこと好きなんだけど
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『何で居るの?』
「ん?好きだから」
『何がよ』
「***が」
『は?』
「僕、***のこと好きなんだけど」
そういう天然たらしなところが嫌い。
『はいはい。わかりました』
「もー冷たいよ、***〜」
ほんと、何で居るの?
何故かアタシの部屋のソファーにドカーっと座っているユノ。
「暇だから来ちゃった」
って玄関を開けたら居たユノ。
彼女と上手くいってないのだろうか?
『ねーねーユノ』
「ん?」
『彼女は?』
「ん?えーっと…あはは」
ユノはいつも彼女の話をしたらこれだ。
「***〜早くご飯作って!!」
『もー何でユノに作らなきゃいけないの?』
「いーから、いーから」
ユノに言われるがまま料理を作って
珍しくユノがワインを飲みたいって言うからワインをグラスに注ぐ。
カチーン、とワイングラスの音が響き晩酌開始。
「もーっね、僕、***のこと好きなんだよおおお!ほーんとに!」
うははは〜
ユノが酔って
「すいません、ヌナ」
チャンミンがユノを連れて帰っていった。
(その好きが友達としての好きじゃなくなる日が来ますように)