短編小説

□お正月
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「あ!」
『け!』
「ま!」
『し!』
「『て!」』
「『おめでとうございます!!!」』
[今年もよろしくお願い致します。]

と、お正月で定番の言葉を言ったあとは…

「無礼講じゃぁぁぁ!!!!」
『酒じゃ酒ぇぇぇ!!』
[アンタ等未成年でしょ!!うぃー…っく…]

と、未成年二人に注意しながら自分はお酒をぐびぐび飲んでいる。

「『ずーるーいー!!」』[アタシはもう二十歳ですから♪]
「いいなぁー…しょうがない…シャンパンで!」
『シャンパン♪シャンパン♪』

と、シャンパンをぐびぐび飲む二人。

[ふぅ…お雑煮、食べる?]
「『食べる!」』
[あーうん。ちょっと待ってね。]

10分後

[はい。]
「やったー!!」
『おいしい…』
[そりゃー良かった]

お雑煮を食べ終わり。
遊び始める未成年二人を見ながら
一人ゆっくりとお正月を堪能した二十歳であった。

おしまい


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