婆裟羅OROCHI
□蒼紅の世界
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M政宗「何を言っている!?ワシが伊達政宗じゃ!!」
B政宗「What!?テメェフザけてんのか!?」
蒼紅「ん〜、どう説明すれば良いんだろ?」
ここで回想。
私達は政宗の屋敷で、政宗と私(蒼紅)で手合わせをしていた。
B小十「政宗様!蒼紅!空に何やら黒い大きな穴の様なものが!!」
B政宗「Ah?…何だぁ、ありゃ?」
蒼紅「まさか……遠呂智?」
奥州の双竜は、蒼紅がなんの事を言っているのか、理解出来なかった。
B政宗「おろち…?何だそりゃ」
蒼紅「今は話してる場合じゃない!でも…何だか嫌な予感がするよ」
B小十「武器を持っていた方が良い様だな。…ッ!?」
急に地震がきた。
それと同時に―
B政宗「何で俺達、浮いてるんだ!?」
蒼紅「あの穴に吸い込まれているみたい!!一体何があるっていうの!?」
―そして私達は、ここに来てしまった。
そして…………。
M政宗「ええい、何じゃその意味の分からん言葉は!?」
B政宗「ha、南蛮語も知らねぇたぁ、随分頭が悪りぃみてぇだな?boy?」
M政宗「じゃから、ワシは独眼竜伊達政宗じゃと言っているであろう!!」
B政宗「…今川のオッサンみてぇなしゃべり方だな」
冒頭からの今に至る。