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10/04(Thu) 02:12
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「おーい、江尻くん」
「は、はい」
「どうしたの。何か面白いものでも見つけた?」
「や、あの、ちょっと」
「あんまり物をいじらない方がいいよ。他の職員にばれたら大変だから」
「すみません」
「大丈夫、大丈夫。もうちょっと待っててね」
「・・・・」

「ああ、やっと合った」
「江尻くん、ほら、きみの部屋の鍵」
「あっ、ありがとうございます」
「東側の隅の部屋だね。階段を降りてすぐのところだから。こっちだよ」


「たくさん部屋があるんですね」
「入院専門の施設だからね。でもほとんどは使われてないよ」
「俺以外に誰か人は?」
「今のところ江尻君だけだよ。他の人たちもそろそろ来るんじゃないかな」
(他の人・・・
「あっ、いけない。まずきみに規則書と施設の地図を渡さないといけないんだった」
「事務室まで取りにいってくるよ。部屋の中で待ってて」
「はい」
「・・・・」
(綺麗な部屋だな。しかも個室。ホテルみたいだ)
(もっとすたれた病室みたいなところを想像してたんだけど)
(これから一週間ここで過ごすのか。ちょっと楽しみになってきたかも)
「ようし。まずは荷物をちゃちゃっと片づけてしまおう」

 ・ ・ ・

「ふぅ〜」
(服、タオル、教科書、パソコン。だいたい整理し終わったかな)

【SE】何かを投げる音 ガチャ

「?」
「永野さん、戻ってきたんですか」
(あれ、誰もいない?)

【SE】階段を登る足音

(階段・・・二階か)

「あのう、だれか・・・あっ?」
「び、びっくりした。あの、もしかして治験の参加者さんですか」
「それだったら俺もいっしょ・・・」
「・・・・」
「し、職員のひとでしたか」
「」
「はひ」

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