原稿

□君に続く道
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「ユウさ〜ん。ユ〜ウ〜さ〜ん」


目を覚ますと、いつもどうりへらへらした眼帯顔が視界を埋めていた。



あれ・・・確か俺は・・・アルマと教団から逃げて・・・



「なんさ。その顔、チュウして欲しいんさ?」


クスクスと笑うコイツは、まぎれもなく俺の知っているラビだった。

ただ、ひとつ気になったのは・・・






「ラビ・・・なのか?」





少し存在感がうすれ・・・いや、身体が透けていたのだった。
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