原稿
□神からの休息
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(…腹減ったな)
今日は朝から座禅をしていた。
そのため腹の虫が騒いできて、食堂に向かった。
「蕎麦」
食堂長のジェリ−にいつものものを頼み、席についた。
「神田君
」
蕎麦を食べていると、背後にコムイの声が聞こえた。
「何だ。任務か」
「任務はないよ
ん」
「じゃ、何だ。」
「ジェリ−がねぇ、わさび付け忘れちゃったんだって、だからハイ。」
コムイはわさびの乗った小皿を差し出した。
「それだけか」
「ぅん、それだけ。じゃ」
(何でコムイが持ってくるんだ?…まぁいいか。)
そんな事も気にせず、わさびを使い食事を再開した。
全て食べ終った頃。