イナゴ

□先輩、今日もエロいですね!
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サッカー部は当番制で、その日の当番の人は、サッカー塔の鍵をつめて、職員室まで届けなくてはならない
しかもその当番は毎月クジで決まる
今日の当番は俺と南沢先輩
俺達は最近付き合い始めたカップルだったりする
それを知ってるのは俺と南沢先輩の二人だけ
いつみても色気がスゴイ南沢先輩
思えば、いつも襲われてるのは俺だったりする
先輩の家、誰もいない部室、更衣室、教室、体育館倉庫裏、
何処でも、二人っきりになると 南沢先輩は俺を押し倒す。キスする。
だけど、キスまで
だってね それ以上の事やっても何もうまれないでしょ? 男同士だから 学校とか離れたらそこで俺達の関係終り…
………て、簡単に終わらせるつもりはないよ、俺はね
何時までも、先輩の隣にいてやる!
って、思った
それにはどうすればいいのか?
って、考えたところ
まず、南沢先輩は俺の物って事を先輩自身も知ってなきゃダメかなって思った
そしたら運のいいことに、俺と南沢先輩が部活当番!
此処で帰り際にキスを何回かしちゃえば…
って、思ってたら 南沢先輩全部当番の仕事しちゃったみたい
窓締めとかあるんだけど…
何か全部やらせちゃったみたいでなんかなぁ…
南「おい天馬 何時までボッーとしてるんだ? 行くぞ」
天「あ、ちょ、ま、待ってください!」
先輩が「ん?」て、振り向くと
直ぐ俺は飛びつきキスをする
南「え、」
って、言う あんな触れるだけのかるーいかるーいキスなのに 驚く
南「え、え?お前から?何?攻めとかやってみたくなったの?」
……先輩の頭、パニック状態だ…
天「あ〜 別にそんなじゃないです」
手で否定のポーズをとる
苦笑いで「違いますよぉ」って言う
南「じゃあどうしたんだ?いきなり」
天「俺達って男じゃないですか?」
南「?あぁそれがどうした?」
さも、当然の事のように言う
まぁ、そうなんだけど
天「で、もし、もし… 学校とか離れちゃったら…先輩が、女子の方に行っちゃたら…い、嫌なので…」
南「…で?」
天「え、えと…///」
南「??wwww」
わ、笑ってる! くっそぉ…
だ、だったら… 俺も本気で行くからなぁ!!
天「俺から離れないように!まずは、先輩は俺の物って南沢先輩自身もソレが分かるように 俺からキスしたらわかるかなって思いまして…」
って、言う
また笑ってる
だから、してやった
押し倒してやった
頭、痛そうだった
無言で撫でた
頭を撫でた
頬キスして、口キスして、耳を甘噛みする
声を押し殺してる南沢先輩可愛い^///^
南「ん、な…なにするんだ!」
天「え〜? だから、言ったじゃないですか 俺の物ってちゃんとわかってもらえるように… 強調してるんですよ」
また甘噛みする
南沢先輩の目からは涙が溢れてくる
涙腺が出来る。
涙腺をなめてあげる。
また、キスをして
天「はい、今日はここでおわりでぇす」
南「……は?」
天「アレ?続き、やってほしかったんですか?」
南沢先輩はぶんぶんと顔を横に振る
兎に角、もう下校時間を少しオーバーしてる為
俺達はサッカー塔から出る
出て、俺は南沢先輩から鍵を取って、つめて…
にこっ と、笑って
天「じゃあ、鍵は俺が置いてきますね」
って言う
コクンて頷いて
先輩は校門の方へ、俺は職員室へと向かった
先生に「早く帰りなさいよ」って、言われて
校門へ向かった
そこには、南沢先輩が居て
天「どうかしたんですか?」
南「…久しぶりに、天馬と帰りたい…」
って、言う
あ〜 南沢先輩、デレ期? 可愛いなぁ
って、思う
だから、手を繋いであげる
勿論、恋人つなぎ
俺より すこーしだけ 背が小さい南沢先輩
でも、俺よりも冷静で大人っぽくって
女子にモテモテ、色気オーラが24時間いつでも放出している南沢先輩
天「南沢先輩」
南「なんだ?」
天「今日、すっごいエロかったですよ?」
って、言うと もうその言葉にうんざりしたように「はぁ」と息を漏らす
天「南沢先輩、あっちですよね?」
と、そこの曲がり角を指差す」
南「あぁそうだな」
って、まるで今まで自分の家がどこなのかを忘れていたみたいに言う
あっという間で 直ぐその曲がり角についちゃって
南「じゃあな 天馬って言う」
さよならって言う変わりにキスをする
また驚いた顔をする
…思えば、先輩は俺の事名前呼びなのに 俺だけ苗字呼びはなぁ…
だから…
天「篤志先輩!また明日!」
って、言って 走って帰る
名前呼び…慣れないとなぁ(笑)
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