本屋さん(夢)
□君がくれた宝物
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「精市!!早く〜〜〜〜」
天真爛漫な性格の俺の彼女は大きい声で俺を呼ぶw
『嘉志もう少し声落とそうかw』
「え?なに??」
『クスクス)なんでもないよ』
「早くしないとドーナツが!!」
『ドーナツは逃げないか大丈夫だよ』
「でも精市のおうちのドーナツおいしいんだもん!」
ドーナツ好きの嘉志は早く早くと俺をせかす。
『嘉志』
「ん?」
『こっちおいで』
「??はーーーい」
『ほら。手つなご?』
「うん!つなぐつなぐ〜〜」
ぎゅっと嘉志の手を握ると
「へへ 暖かいね〜〜^^」
なんて可愛い笑顔で言う
『そーだね』
「精市?」
『なんだい?』
「部長大変?疲れてない?」
『確かに大変だけどでも弦一郎も蓮二も協力してくれるから大丈夫だよ』
「そっか!よかった!」
『あっ次の試合見に来る?』
「行く!!絶対に行くからね!」
『じゃあ負けないように頑張んないと』
「精市なら大丈夫だよ!」
『そう?』
「うん!あたしが言うならそうなの!」
『そうだね』
「精市・・」
『何?』
「大好きだよ・・・」
『嘉志?』
「ありがとう」
『嘉志?どういうこと』
「精市なら大丈夫!頑張れ!」
ゆっくり消えていく嘉志
ジリリリリリリリリリリリリリ