本屋さん(BL)

□部活熱心なマネが好き
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『裕太君いますか?』

「観月さん教室まで来るなんで珍しいじゃないですか」

『ダメでしたか?』

「いえ・・大丈夫ですけどどうしたんですか?」

『今日の部活のメニューで相談がありまして』

・・・そーですよね

観月さんが俺に会いたくて来るわけないもんな・・・

でもたまには俺に会いに来てくれても・・・

と思ってみたが・・・

隣で一生懸命メニューについて話しているところを見ると・・・

期待するだけ無駄なようだ・・・

部活が好きなのはいいけどな

『・・・・ん・・・・裕太くん!』

「んぇ?・・・あっなんでしたっけ?」

『もー裕太君疲れてますか?今日の部活休みます?赤澤部長に言っておきますよ?』

「いやいや大丈夫です・・・はい」

『そうですか・・・まぁ僕の用事終わりましたけど・・・』

えっもう終わったの!?

じゃぁ観月さんもー帰っちゃうのか。

『ぁの・・・裕太君』

「はい?」

『もう少し・・・一緒にいません?』

ん?   え!まじ?

『ダメですか?』

「いいに決まってるじゃないですか!んでどうします?」

『えっとまず部室に行って今日のメニューをホワイトボードに書きたいのでついてきてくれませんか?』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱ部活が好きなんですね。


まぁいっか

観月さんと一緒ならなんでもいいか

「いいですよ。行きましょう」


いつでも真剣な俺の恋人


それでも幸せを感じるのは変なのかな?


でもいいんだ


観月さんが幸せなら


『裕太君・耳貸してください』

「?」

『裕太君________________________________(ボソッ)』

「・・・・観月さん!!」

『ちょ!裕太君』


観月さん愛してます




(裕太君・・・ホントは裕太君に会いたかったから来たって言ったら笑います?)
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