ごった煮

□クマにだって譲れない
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今日は総司と久しぶりのお家デート

お菓子食べてジュース飲んでゲームして
のんびりして総司の隣にずっといる


…はずだったのに。


急に出来なくなったって
総司のやつ、部活あるのに
デートの予定を埋めちゃって本当バカ
今度千鶴ちゃんから予定表もらっとこ
などと考えると共にある事にひらめいた


─総司の家、行っちゃおうかな…


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ガチャガチャ


思い立ったら即行動、とは
つまり彼女を指し示すだろう

総司には合鍵をもらっているから
無事に部屋に侵入出来た

さて、ここからが本題となるわけだが


「…これから、何をしよう」


別に何かをしたくて訪問した訳じゃない
来たくて、来たのだ。
彼女のミッションは彼の家に入ったことで
そのミッションは成功してしまったのだ


─総司は今、一人暮らしをしている
部屋の中で遊べそうなのが
必要なものしか置いてないリビングと
自分の身長の半分はある
大きなテディベアがある寝室
男の部屋としては綺麗な方だろう
…クローゼットは、正直汚いけど

リビングでテレビを見ようにも
休日の午前中はニュースばっかり
だから総司の寝室に行って今だけは
総司の迷惑を考えないで寝てしまおう

名は寝室へ向かった

─テディベアと遊ぼうかな…?




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