中編

□さん
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「本当なら四十八手とか獣姦とかお国柄情事とかの話をしたかった訳ですが」
「君は黙るって事を覚えたら」
「本日は姫はじめというお話にする事にします!リドルくんは分かりますか?」
しぶしぶ頷くリドルくん。
さて、四回目の今日はリドルくんの誕生日である12月31日です。
本日もいつもと同じく図書室で彼は本を読んでいます。

誕生日に四十八手についての本をプレゼントしましたがもやされました。
ショックです。酷いです。折角のプレゼントだったのに。

さて、姫はじめというのは二つ意味がある訳ですが。
私が語る話はえっちなお話なのでえっちな方を。
新年初めにするえっちを姫はじめという訳です。
語源を知りたいけど調べるのは面倒なので放置します。

「では、恒例の質問です。
リドルくんは姫はじめについてはどう思いますか?」
「別に。人の欲望なんだし良いんじゃないの」

…さっぱりした答えですね!

「でも、普通に新年祝えば良いのに。馬鹿だよね」

…それもその通りですね!
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