短編

□でんぱっぱ
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僕の部屋に女の子が現れた。
ああ、まぁ、それはどうだっていいんだけど。
ちなみに僕はスリザリンの一人部屋だ。

「ふぅむ、色々と間違えた」
彼女は色々と間違えたらしい。
ああ、そうか、間違えたのか。それなら仕方ない。

「ところでそこの君は言葉は出来る?」
僕がこくりと頷くと彼女がふむ、と頷いた。
どうしよう。もう何か寝たい。眠りにつきたい。
だから僕のベッドから降りてくれ。大体君は誰だ。
彼女はホグワーツの制服は着てなかった。
真っ白のワンピースを着ている。変な子だ。

「じゃあ、聞きたいんだけどここは水星?」

「地球」

「なっ、ちきゅう、だと…!?そんな…!」
何がそんな珍しいんだか何なんだか。
彼女はうろちょろと辺りを歩き始めた。
そういえば夕食のパイが美味しかった。もう一個食べておけば良かった。
レポートは全て終えたからもう寝たい。眠らせてくれ。
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