照らす太陽
□3枚目
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出し物はまずルカからやるようだ
ル「むむむむむ〜〜」
あ〜
そんなに期待を煽ると外した時に恥ずかしいぞ
ル「ハトが出ます」
ポッポー
・・・・・・・・・
ほら外した
子供よりも子供らしいリベルタにしか受けなかったじゃいか
『ジェネレーションギャップ、てやつか?』
パ「言わないであげてね」
デ「ハイハイ、選手こうたーい。
今時ハトなんかじゃ驚かねェって」
リ&ル「「ええ−−−−−?!」」
的を射た意見だ
そういうデビトはこの真昼間から怪談話をするつもりらしい
そういうのは夜中にやるから面白いんじゃないのか
話口は真に迫っていて、ガラにもなくゾッとしてしまう
フクロータのナイスアドリブで子供たちが一斉に泣き出してしまう
デ「おいおい、そんなに泣くなって。
美人が台無しだぜ?」
フェ「デビトって、子供好きなんだね」
ル「昔から年下の子供には優しかったですし」
パ「意外でしょ?」
『俺は優しくされた記憶がないがな』
デ「とーぜんだ。
テメェはガキの時から物わかりがよすぎて、薄気味ワルかったからな」
それは自分でも思う
早く大人になりたかったんだから仕方がないだろ
フェ「兄さんは私よりもパーチェ達と長く一緒に居たんだよね」
『早くからパーパの秘書をしていたからな』
甘やかされていたお前と違ってな
これは心の中でだけ呟く
瞬間的に悪くなった空気を感じ取ったのかどうなのか
グギュルルル〜〜・・・
パ「あ、あははは・・・
ルカちゃん、お願いっ!」