照らす太陽

□3枚目
2ページ/5ページ

出し物はまずルカからやるようだ

ル「むむむむむ〜〜」

あ〜
そんなに期待を煽ると外した時に恥ずかしいぞ

ル「ハトが出ます」
     ポッポー

      ・・・・・・・・・

ほら外した
子供よりも子供らしいリベルタにしか受けなかったじゃいか

『ジェネレーションギャップ、てやつか?』
パ「言わないであげてね」

デ「ハイハイ、選手こうたーい。
今時ハトなんかじゃ驚かねェって」
リ&ル「「ええ−−−−−?!」」

的を射た意見だ
そういうデビトはこの真昼間から怪談話をするつもりらしい
そういうのは夜中にやるから面白いんじゃないのか

話口は真に迫っていて、ガラにもなくゾッとしてしまう
フクロータのナイスアドリブで子供たちが一斉に泣き出してしまう

デ「おいおい、そんなに泣くなって。
美人が台無しだぜ?」

フェ「デビトって、子供好きなんだね」
ル「昔から年下の子供には優しかったですし」
パ「意外でしょ?」
『俺は優しくされた記憶がないがな』
デ「とーぜんだ。
テメェはガキの時から物わかりがよすぎて、薄気味ワルかったからな」

それは自分でも思う
早く大人になりたかったんだから仕方がないだろ

フェ「兄さんは私よりもパーチェ達と長く一緒に居たんだよね」
『早くからパーパの秘書をしていたからな』

甘やかされていたお前と違ってな

これは心の中でだけ呟く
瞬間的に悪くなった空気を感じ取ったのかどうなのか

    グギュルルル〜〜・・・

パ「あ、あははは・・・
ルカちゃん、お願いっ!」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ