照らす太陽

□4枚目
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天気はいいし、風も気持ちがいい
窓を閉め切っていると嬉々としてジョーリィが葉巻を吸いながら入ってくる事を、
いい加減に学習した俺は町に出て重石になりそうな小物を買い求めていた
とは言っても、なかなか良い物が見つからない

『すまないんだが、これと同じくらいの大きさの物でもう少し重いのはないだろうか?』
「すいませんねぇ、もっと重くなるとやっぱり大きくなってしまって」
『だよなぁ。
とりあえず、これ取り置いてもらえるだろうか。
町を一周してみて、もう少しいろいろ見てみたいんだ。
今の所、これが一番だな』
「はいよ」

またご贔屓に〜

振られた手に笑みを返して歩き出す
ジャッポネには文鎮という便利な物があるらしいんだが、なかなか良い物は見つからないもんだな

リ「らっしゃいらっしゃい!!」
フェ「いらっしゃいませ〜!」

なんで、ここに居る
というより、なんで売り子なんてしているんだ
理由はわからないが、あとでダンテに報告はしておこう
いい加減ファミリーの一員だという自覚を持ってもらわないと困る
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