dream story(SP)

□貴方の気持ち
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ある日私の生活は一変した――――。


私が総理大臣、平泉龍一郎の1人娘だというのだ。


そして父に脅迫状が届き、私にSPが付いた。


名前は広末そら。


仕事に対しては優秀らしいけど、かなり女の子が好きみたい。


「いや〜今回はラッキーだったな〜名無しさんちゃんみたいな可愛い子がマルタイで。」


そう言ってそらさんは私にウィンクする。


始めは本当に不安だった。この人に任せても大丈夫なのだろうかと。


けれどいつでも自分を観てくれて身を呈して守ってくれるそらに私は次第に惹かれていった――――。


そして気づいた時には完全に好きになっていた――――。





ある日の午後。私はそらさんと演劇部に顔を出していた。


私は眉間に皺を寄せそらさんを観ていた。


そらさんは携帯を耳に当て楽しそうに話し込んでいる。


時折聞こえるそらの声から察するに十中八九女の子からだろう。


あんなに楽しそうに話しちゃって……。


私と居る時あんなに楽しそうにして居た事が有っただろうか?
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