企画・誕生日祝い夢置き場
□Merry Xmas!!
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「メリメリクリスマス!!!!」
そう言って玄関を開けた幼馴染の双子に向かってクラッカーを鳴らす
パンと耳を塞ぎたくなる様な爆発音とともに出てきた紙ふぶきやらが二人の頭の上に落ちた
「「………」」
暫く無表情のまま悠太は玄関のドアを閉めようとした
「ちょ、タンマ!!ゴメンって脅かして!!」
ドアの間に足を入れて閉まるのを防ぐ
「今何時だと思ってるの?」
呆れ顔で聞いてきた悠太
祐希に至っては寝癖が頭に付いたまま欠伸をしている
「7時!!」
ウインクをしてそう告げるとまた閉められそうになった
「……だってさ、皆クリスマスなのにテンション低いんだもん」
家でクリスマスだよ!!って騒ぐと煩いと言って外に私は放り出されたのでここに来た事を告げると悠太と祐希はかなり呆れた顔をしていた
「そりゃ、百合華が悪い」
「そうだね、誰だって12時からギャーギャーされたらたまったもんじゃないと思うよ」
「私だってね!!そう思ったから5時まで待ったんだよ!?偉くない!?」
「「全然」」
「……と、いう事で二人共着替えてみんなの所行くよ!!」
「ハイハイ……」
「分かったよ…」
そう言って二人は支度をしようとした
「「…………」」
ケド何故かジッと私を見てくる
「……二人共どうしたの?」
「「着替えるから出て行って」」
「?…別にいいじゃん」
だけど追い出された
二人共お年頃だね〜
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