企画・誕生日祝い夢置き場
□鈍感娘
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「クリスマスなんて無くなっちまえば良いんだ!!」
「へーへー」
俺の横でギャーギャー騒ぐ幼馴染に目もくれずに俺は出された課題をやる
季節は冬、そして24日クリスマスイブだ
なのに俺達は学校で出された課題をやらないと冬休みが丸々つぶれてしまう
それを阻止するためなのに横でギャーギャー騒がれたらこっちだってたまったものじゃねェ
「もっと静かにしろよ、明日も来る事になりやすぜ」
「だって〜」
学校の外もさすがに部活をやって居る奴も居ない
まぁ、クリスマスイブだからだろうな……
「独り身には悲しいだけなんだよ!?クリスマスなんて!!」
「そうですか」
「分かってますよ〜モテモテな総悟様には分かんないですよね〜」
そう言ってこっちを恨めしそうに見てくる百合華
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